調合ごま油・ごま油低配合のブレンドオイルの実力は？油の見直しでコスト改善
2024.03.21
近年、多くの食材において価格高騰が見られ、飲食店経営を取り巻く環境はますます厳しさを増しています。少しでもコストを抑えたい場合、使用する油を見直すことでも費用を軽減できます。
今回は調合ごま油・ごま油低配合のブレンドオイルについて、飲食店が取り入れるメリットやその実力、おすすめの商品を紹介します。
調合ごま油・ごま油低配合のブレンドオイルの利点
初めに、調合ごま油やごま油低配合のブレンドオイルについての基本知識を説明します。
そもそも調合ごま油・ごま油低配合のブレンドオイルとは？
調合ごま油・ごま油低配合のブレンドオイルとは、ごま油と大豆・菜種油（キャノーラ油）などのブレンド製品です。
法律上、「調合ごま油」と商品名に表記して販売できるのはごま油の調合率が60%以上の製品のみで、60%未満のものは「調合ごま油」と表記することはできません。ごま油低配合のブレンドオイルについては、商品名に「ごま油」と表記されていない商品も多くあります。
しかし、こうしたブレンド製品のなかにも、ごま風味の豊かなものが存在します。
調合ごま油・ごま油低配合のブレンドオイルは、ごま油特有の風味を活かしつつ、新しい使い方やコストメリットをもたらす選択肢のひとつとなります。
調合ごま油・ごま油低配合のブレンドオイルのコストメリット
日本は世界でも有数のごま輸入国ですが、そのほとんどを輸入に頼っているのが現状です。
近年は円安や主要な輸出元であるアフリカ諸国の供給不安などによって価格の上昇傾向が続いています。
純正ごま油は、香り付けなど少量の使用から炒め物や揚げ物など大量に使うシーンまでさまざまですが、どうしても価格がネックとなります。
そこで検討したいのが、調合ごま油・ごま油低配合のブレンドオイルの利用です。これらは比較的安価でありながら、ごま油特有の風味があり使い道が豊富です。おだやかな風味で使いやすく、ごま油を大量に使う飲食店でも、価格の面で純正ごま油よりも気兼ねなく使うことができます。
ごま油の活用については、次の記事でも解説しています。
調合ごま油・ごま油低配合のブレンドオイルは汎用性が高く使いやすい
調合ごま油・ごま油低配合のブレンドオイルは、コストメリットがありながらも、ごま油の風味を活用できる優れものであると言えます。
ごまの風味がおだやかに香るため、幅広くさまざまなメニューに活用できます。
もともとほかの油種とブレンドして使っているという店舗の場合は、その手間が省けることもうれしいメリットのひとつです。
コストを抑えながらごま油の香りとおいしさを活用できるだけでなく、多様な用途があり、メニューの幅を広げるのに役立ちます。
ジャンルを超えたごま油の活用方法についてはこちらもお楽しみください。
【活用事例】日清銀印天好麻油の香りとコクをフランス料理に活かす
おすすめ商品：日清銀印天好麻油
ごま油低配合のブレンドオイルの中でも特におすすめなのが、日清銀印天好麻油です。どのような油なのか、その特徴と活用のヒントをご紹介します。
日清銀印天好麻油とは
日清銀印天好麻油は、菜種油をベースとして、香り高いごま油を独自のブレンド比率で配合することで、低配合ながらごまの香ばしい香りを提供します。風味付け、生食、加熱調理など、さまざまなシーンで活用できる汎用性の高いごま油低配合のブレンドオイルです。香りが強すぎないため、中華をはじめ、和食、洋食と、料理のジャンルを問わず利用しやすく、メニューの幅を広げられます。一斗缶商品としては外食・中食中心に40年近く販売されており、長く愛されている商品でもあります。
コスト面での実力
独自のブレンドでごまの香ばしい香りを持ちながらもごま油の配合率は抑えてあり、コスト軽減策として効果的です。
ごま油メニューでは気になるコストですが、日清銀印天好麻油であればリーズナブルな価格で本格的な味わいを提供します。
多くの油を使うため、ごま油を使いたくてもコストの問題でこれまでは使えなかった揚げ物にも使用しやすくなるでしょう。コストを抑制できることにより、ごま油の風味を添えたメニューもより多く提供しやすくなります。
おいしさ
おいしさの面でも、ブレンドオイルの良さが十分に感じられます。比較的サラダ油に近い値段の低配合のブレンドオイルでありながら、ごまの風味がしっかりと香るのが特徴です。
熱安定性に優れた菜種油に香ばしい純正ごま油をブレンドしているため、香り高いながらもあっさりとしていて、いろいろなメニューに活用できます。揚げ物にも仕上げにも最適です。ご飯もの、麺類、サラダ、肉・魚料理など何にでもひと味加えられます。これまで店舗でブレンドしていたのであれば、これひとつですませられるようになり、作業効率の向上にも役立つでしょう。
従来の料理のサラダ油を日清銀印天好麻油に変えるだけでも、新しいメニューの創出が期待できます。最近の健康志向も追い風となり、ごま油を好む消費者は多いため、看板メニュー、人気メニュー開発の大きな力となります。
このほか、より濃厚な香り立ちと旨みをもつ濃口タイプの「日清濃口調合ごま油」など、多様なニーズにお応えするラインアップは下記からご確認いただけます。
日清銀印天好麻油の活用例
日清銀印天好麻油の特長を利用したメニュー例を紹介します。
ごま油の風味をほどよく活用：しらすと長いものごま風味アヒージョ
ごま油風味のあっさりとしたブレンドオイルである日清銀印天好麻油で煮ることで、ふんわりごま油が香る和風のアヒージョになります。すっきりとした味わいに優しいごま油の風味が、和素材の良さを引き立てます。
ごま油のコクでひと味変わったメニューに：サーモンのごま風味マリネ
日清銀印天好麻油を使用することで、ごま油が香るあっさりした和洋折衷メニューが提供できます。サーモンの生ぐささを抑えながら、上品な味わいに仕上げます。和食の箸休めとしても、洋食の前菜としても活用しやすい一品です。
ドレッシングとしても使いやすい：牛肉と香味野菜の和えサラダ
ごまの風味が加わることで、爽やかさのなかにもコクを感じるメニューになります。すでに菜種油とブレンドしてある日清銀印天好麻油を使用することで、ブレンドにかかる手間と時間も抑えることができ、贅沢な味わいのドレッシングとなります。
このほかにも、アイデア次第でメニューの幅が広げられます。
例えば、最近ブームとなった「無限○○」系のメニューではごま油が使われることが多いですが、あっさりとした味わいの日清銀印天好麻油なら、塩を加えるだけでも素材を選ばないソースになり、食材本来のおいしさを引き出しながら、ごま油の豊かな香りで包み込みます。
また、デザート・スイーツ系にちょい足しする方法も人気です。例えばアイスクリームに少量たらしたり、あんこを使った甘味メニューにごま風味で変化を出したりといった方法で、店独自の味わいを提供できます。
コストとメニューの改善に調合ごま油・ごま油低配合のブレンドオイルが効果的
特有の風味をもち、料理にコクを与えるごま油は使用頻度が多いものです。調合ごま油・ごま油低配合のブレンドオイルは、ごま油本来の香りを保ちながら、純正ごま油よりもコストを抑えられます。
なかでも日清銀印天好麻油は、ごま油と菜種油双方のメリットを持ち、あっさりとした味わいながら豊かな香りで、メニューのバリエーションを広げるのに役立ちます。これまで仕入価格が気になってごま油の使用を控えていた料理にも気軽に試せるようになり、メニュー開発にも弾みがつきます。ごま風味による新たな可能性を引き出しながら、低価格でのサービス提供が実現すれば、顧客満足度の向上につながります。
コスト軽減とメニュー改善の両方の実現を目指すのであれば、ぜひ、利用する油の見直しを検討されてはいかがでしょうか。
日清銀印天好麻油をお試しになりたい方は、ぜひ下記からサンプルをお申し込みください。
