売り場コミュニケーションで揚げ物惣菜の活性化！フライ油で訴求できるポイントは？

スーパーや惣菜店にとって、売り場はお客様との貴重なコミュニケーションの場と言えます。揚げ物惣菜は定番商品のため、売場でのコミュニケーションが難しいと思われるかもしれませんが、フライ油をアピールすることはコミュニケーション活性化の施策として活用することができます。
本記事では、揚げ物惣菜売り場におけるコミュニケーション活性化のコツをご紹介します。

POPによる売場コミュニケーション

POPを用いたお客様とのコミュニケーションには2つの意味があります。

1つは「目立たせる」こと。お客さまに商品の存在をアピールして、良い商品があることに気付いてもらうためのお声がけにあたります。

もう１つは「商品を理解して頂く」こと。どんな価値のある商品を、どんな想いで作ったのかをお伝えするために語り掛ける役割です。

商品に気付いて、理解して頂くことで購買意欲に繋げられるコミュニケーションを目指しましょう。

フライ油に焦点を当てたコミュニケーション

揚げ物惣菜は定番であるがゆえに、アピールが無く、もったいない状況になってしまっていることがあります。定番であっても、訴求ポイントを作ってコミュニケーションすることで、売り場の活性化を図ることが可能です。

おすすめは、フライ油を活用したコミュニケーションです。「油の種類」「栄養成分」「食感・風味」の切口でアピールすることができます。

フライ油の訴求ポイント

フライ油では以下の訴求ポイントによるコミュニケーションが可能です。

• 油の種類　
  油そのものの種類もアピールに繋がります。ご家庭で一番使われているのはキャノーラ油になるため、「キャノーラ油で揚げています」と伝えることは安心感に繋がります。また「2種ブレンド油で揚げています」といった内容はプロとしてのこだわりを伝えられます。

• 栄養成分　
  油は種類によって、ビタミンEや各種脂肪酸などの栄養成分を含む量に特長があります。使用する油の種類や配合を工夫することで「ビタミンE入りのフライ油」や「コレステロールゼロの油で揚げています」などの訴求が可能な油脂もあります。「油の栄養成分」を取り上げる場合、法律や規制に則った表現にする必要があります。

• 食感・風味　
  油の種類によって、揚げ上がりの食感や風味に特長がでることも、お客さまに伝えるべきポイントです。揚げ物が「あっさり軽い揚げ上がり」や「サクッとした食感」であることをお伝えして、揚げ物品質をアピールしましょう。

お客さまの求める揚げ物

お客さまは揚げ物惣菜購入の際に、どのような点に魅力を感じられるのでしょうか？

日清オイリオが2022年に公表した「’22 中食に関する調査」によると、購入する揚げ物に書かれていたら魅力を感じる項目について「サクサクに揚がる」と「衣に含まれる油分が少ない」が上位2項目という結果でした。また、「体によい健康成分を含んでいる」という健康に関する項目も上位にランクインしています。

＜出典＞’22中食に関する調査｜日清オイリオグループ㈱生活科学研究課（2022年6月）

この調査から、お客さまが魅力を感じられる点に沿った形で、揚げ物の品質を売場で伝えることは、強いアピールになると考えられます。

お客さまにとって魅力的な揚げ物を提供するために、フライ油にもこだわり、しっかりと売り場で訴求していきましょう。

ニーズに応えるフライ油

揚げ物は使用するフライ油を変えることでも揚げ上がりが変わります。吸油抑制やサクミ維持に優れたフライ油を使用することで、お客さまが魅力を感じる「油分が少ない」「サクッとした食感」の揚げ物惣菜をつくることができます。お客さまのニーズに合わせたフライ油を選んだうえで、「風味や食感にこだわった商品である」こと、「揚げ物品質のためにこだわりの油を使っていること」をしっかりと伝えて、売場を活性化させましょう。

日清オイリオの「日清吸油が少ない長持ち油」は吸油抑制とサクミ維持に優れたフライ油です。

一般的なサラダ油と比べて天ぷらなどの揚げ物の吸油量を最大13％抑えます。官能評価においても「油分が少ない」と感じる割合が高い傾向になっています。

また、揚げ物のサクミを維持する機能もあるため、揚げ上がりから6時間後の官能評価においても、一般的なサラダ油と比較して「サクッと感じる」割合が高い傾向となっています。

まとめ：揚げ物惣菜の売場を活性化させるために、フライ油の魅力を訴求しよう

お客さまにとって魅力的な揚げ物惣菜売場をつくるために、フライ油の特長や魅力をアピールすることは大いに取り組む意義があります。特に、お客さまが揚げ物惣菜を購入する際に気にしている食感や風味の良さは、ぜひ訴求したいところです。お客さまのニーズに沿ったアピールをするためにも、フライ油をきちんと選んで、油のこだわりと出来上がりの揚げ物品質を伝えていきましょう。

日清オイリオの日清吸油が少ない長持ち油は、揚げ物惣菜の油分を抑えてサクッとした食感を長く維持し、お客さまのニーズに応えるフライ油です。さらに、一般的なサラダ油と比べて酸価上昇を約20%抑制し、お店にとってもうれしい長持ち機能を備えています。

揚げ物惣菜売り場のコミュニケーション活性化に取り組む際には、日清吸油が少ない長持ち油の活用もぜひご検討ください。

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