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【Z世代に学ぶ!食のスタイル】

Z世代はお酒を飲まないってホント? でも実は“自宅飲み”で酔わずに楽しんでます♪

Z世代はお酒を飲まないってホント? でも実は“自宅飲み”で酔わずに楽しんでます♪

Image Generated by Nano Banana/Gemini

【Z世代に学ぶ!食のスタイル】は、次世代の消費者であるZ世代(16〜30歳)の食に対する価値観やトレンドから新しい視点を学び、皆さまのビジネスに役立つヒントをお届けします。

今回は、「あまりお酒を飲まない」と言われるZ世代の“お酒との向き合い方”に注目します。MERY Z世代研究所が行ったお酒に関する意識調査によると、「お酒を飲まない」と回答した人は44%。一方で、残りの56%は何らかの形でお酒を楽しんでいることがわかりました。
では、彼らはどのようなシーンで、どのようにお酒を楽しんでいるのでしょうか。
外食や中食のヒントにつながる、Z世代の“夜の過ごし方”を見ていきましょう。

〈出典〉「お酒に関する調査」(MERY Z世代研究所)

 そもそもZ世代とは?

デジタルツールが日常に当たり前に存在する中で育った1990年代中盤~2010年代前半に生まれたZ世代については、以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。

話題の「キャンセル界隈」。食事よりも○○を優先するSNS世代

お酒を飲むのは「自宅」が1位。

外より家が好きなZ世代

MERY Z世代研究所の調査によると、「お酒を飲む場所」として最も多かったのは「自宅」(64.3%)。次いで「食事メインの飲食店」(42.3%)、「お酒メインの飲食店」(37.5%)と続きました。
また、「誰と飲むか」という質問では、「家族」(42.9%)が最多で、次いで「友人」(38.7%)、「恋人・パートナー」(33.3%)という結果でした。

これらのデータから見えてくるのは、Z世代にとって「飲むこと」自体よりも、“自分のリズムを保ちながら気兼ねなく、心地よく過ごすこと”が重視されているという点です。外出によるコストや時間のムダを避け“翌日のパフォーマンスを落とさない”自己管理志向の高さも読み取れます。

こうした背景から、アルコールは“酔うためのもの”ではなく、“気分転換やリラックスの手段”として選ばれる傾向があります。低アルコールやノンアルコールといった“ほどよく楽しめる”商品が支持されているのも、こうした価値観の表れといえるでしょう。

居酒屋を上回る“宅飲み・宅ゲー”。

Z世代の夜遊びは「自分たちでつくる空間」

Z世代に特化したリサーチサービス「サークルアップ」が実施した調査によると、「夜に外出して遊ぶ場合、よく利用する場所や活動は何ですか?」という質問に対し、「カラオケ」(70%)が最多でした。次いで「宅飲み・宅ゲー」(38%)が「居酒屋・バー」(26%)を10ポイント以上も上回りました。

ここで注目したいのは、上位に挙がった選択肢の性質です。1位のカラオケは、飲食を主目的としない娯楽施設であり、2位の「宅飲み・宅ゲー」は、そもそも外出を伴わない過ごし方です。“夜に遊ぶ”といっても、Z世代にとって必ずしも「飲食店に出かけること」が前提ではないことがうかがえます。

また、その夜遊び全体を選んだ理由として挙げられたのは、「費用の安さ(52%)」「長居できる(50%)」「友達と話せる(47%)」の3点でした。これらはいずれも、時間や過ごし方を自分たちでコントロールできるかどうかに関わる要素です。特に「宅飲み・宅ゲー」は、外出や店の制約を受けず、費用や時間、会話のペースを自分たちで調整できる点で、Z世代が夜の過ごし方に求める価値観を象徴する選択肢の一つといえるでしょう。

《N1インタビュー》会社員/26歳・男性Eさん

「自宅飲みは、“自分の機嫌を整える”大事なオフ時間」

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Q.自宅飲みをしますか?

はい、平日は週1回くらい、金曜の夜か翌朝に重い打ち合わせがない日に飲むことが多いです。きっかけは 「今日は外に出るほどの気力はないけど、気持ちを切り替えたい」という瞬間。 仕事上、日中はずっと情報を浴びるので、 オフは移動や騒音のストレスを避けたい んです……。 自宅飲みは“開始も終了も自分で決められる”のがいい ですよね。1時間だけ飲んでサクッと寝る、みたいな制御が効くのがいいですね。おつまみは近所のスーパーで安くなってるお惣菜を買うこともありますし、ちょっと贅沢したいときやパートナーが一緒のときは、自分たちへのご褒美としてお店の料理をテイクアウトすることも多いです。

Q.自宅飲みでのこだわりは?

だらだら飲むと翌日に響くので、 1人のときは1時間くらい と決めています。飲むのはハイボールが多くて、糖質オフや甘すぎないフレーバーを選ぶことが多いです。 途中でノンアルに切り替えること もよくあります。 たまに友人を招いてホームパーティ風 のこともします。料理は集まるメンバーにもよりますが、持ち寄りやデリバリーをすることもありますし、料理の得意な友人が作っている横で流れで飲み始めることも多いです。周りにボードゲーム好きが多いので、 “飲みつつ気楽に” という感じですね。食事のテーマを決めることもありますが、それぞれみんな 「自分が食べたいもの」を持ち寄れるのも「自宅飲み」のいいところ かもしれないですね。例えば海鮮居酒屋だと魚が苦手な人もいるし、飲食店の窮屈な雰囲気が苦手な人もいたり、外飲みだと気をつかうことも多いですよね。

Q.一人の自宅飲みと、友人とのホムパはどう違う?

一人で自宅飲み するのは、溜まったドラマやアニメをゆっくり見たいときなので、 寂しさを感じるどころか、超充実した時間 です(笑)。 ホームパーティーは、外飲みより断然“自分たちのペースを保てる” のがいい。BGMの音量、会話の内容など、終了タイミングまで自分たち次第。たまにオンラインゲームで友人とつないで一緒にプレイしながら飲んだり、そのときはヘッドセット越しに乾杯しました。

Q.これからはどんな自宅飲みをしたいですか?

今日話しながら、自分の中で「 機嫌よく飲めるいくつかのパターンがある な」と感じたので、その中身をもっと色々試したいですね。例えば一人で自宅飲みをするときには「お酒と食事のペアリング」でちょっと冒険してみたり、ゲームしながらお酒を飲むときの「ベストおつまみ」を研究してみたり(笑)。 自宅飲みの質や満足度を上げることが、長い目で見たときのセルフマネジメント というか…… 自分の機嫌や日々のパフォーマンスを維持するための「大事なオフ時間」 になると思うんですよね。

まとめ:Z世代の食に対する価値観

Z世代にとって“自宅飲み”は、気心の知れた人と安心して過ごせる、心を整える時間す。食やおつまみはその日の心地よさを基準に選ばれ、お酒も“酔うため”ではなく、自分のリズムを保つ手段として取り入れられています。
“家で過ごす夜時間”をどう快適に支えるかが、これからのビジネスヒントになりそうです。ぜひ参考にしてみてください。

【Z世代に学ぶ!食のスタイル】

💡 “自宅飲み”は、“自分を整えるセルフマネジメント”

💡 料理やおつまみは“心地よさを最適化するための選択”

💡 お酒は“腹を割るため”ではなく、心地よさを保つため

⭐️中食・外食のビジネスヒント

Z世代の価値観を知ることで、彼らのニーズに応えるビジネスチャンスを見つけることができます。インターネット調査やデプスインタビューを通じて得られた情報をもとに、Z世代リサーチャーと一緒に外食、中食での新たなヒントとアイデアを探りました。

外食

🎁 自宅二次会を楽しむ「持ち帰りセカンドボックス」

飲食店で食事後、「自宅二次会」へ自然に移行できるテイクアウト。「まだ話したい軽食ボックス」「〆のごはんボックス」「まったりデザートボックス」など、気分やシーンに合わせて選べる設計。“外飲み→自宅飲み”をシームレスにつなぐ、続きができる仕掛けが新しい需要を生み出します。

🥑 罪悪感なし「夜更けの整いつまみごはん」

夜遅い時間に「サクッと少しだけ飲みたい」「翌日に残したくない」というニーズに応える、高たんぱく・低脂質、塩分控えめでも満足感のあるメニュー。例えば、麹漬け鶏ささみ蒸しの野菜スパイスソースなど、機能感+軽さを兼ね備えた「夜ごはん感覚のつまみ」を宅配で提供。

中食(惣菜デリカテッセン)

🍡 ゲーム中も手が汚れない「没入フィンガーフードセット」

ゲームや動画視聴をしながらでも食べやすい、手が汚れにくいひと口サイズのおつまみセット。鶏つくね串、キューブ焼豚、うずら卵の燻製、ひと口スペインオムレツ、海老アヒージョ、などを組み合わせ、“ながら飲み”でも味も見た目も満足できるセット構成がポイント。

🎉 みんなで盛り上がる「最後を仕上げるパーティーメニュー」

完成品ではなく、最後のワンマイルをお客様に委ねる“体験型の惣菜セット”。タコス、ミニバーガー、生春巻きなどは、具材の選び方や仕上げ方によって自然と個性が生まれます。さまざまな色や形に仕上がった、それぞれの完成品を囲んで会話が弾み、思わず写真を撮ってSNSに投稿したくなる“パーティの演出役”としても活躍します。

いかがでしたでしょうか?
Z世代の価値観を理解することは、外食・中食ビジネスの新しいヒントにつながります。
次回もどうぞご期待ください。

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